女性やデスクワークの方に届けたい、夏の冷え注意報
こんにちは。整体師のフムロです。
連日、暑い日が続いていますね。年々、平均気温が上昇しているようで特に2023年から上昇が著しいようです。
私が学生の頃は、最高気温が28℃程でしたが、今や北海道から沖縄まで全国的に気温が30℃以上の真夏日になっています。北海道で40℃を記録した日もありましたね。
屋外がこんなに暑いと室内では冷房が欠かせないもの。コンビニやスーパー、電車の車内も冷房がガンガンに効いていて熱ったカラダを冷やしてくれます。
皆さんの職場はいかがでしょうか?かなり冷房を効かせている職場もあるのではないでしょうか?
実はこの“冷え”が、体調不良の原因にもなることをご存知でしょうか?
とくにデスクワークの多い方や、冷えに敏感な女性にとって、この時期は “隠れ冷え” が起こりやすくなります。
冷房の効いた室内が、カラダをじわじわ冷やす
一見、快適に思えるオフィスの空調環境。でも、足元やお腹まわりが常に冷やされることで、
- 首・肩こり
- 腰痛
- お腹の不調
など、さまざまな不調が現れることがあります。
この冷えは、じわじわと “内側” から進行するため、「冷えている実感がない」ことも特徴です。
なぜ “隠れ冷え” は起こるのか?
冷房の風は、上半身よりも下半身にたまりやすく、とくにふくらはぎ〜足先の血流が低下します。
冷たい空気は重く、下にたまりやすい性質があるためです。また、オフィスや家庭のエアコンは、天井付近から風が出る設計が多くその風が足元へと自然に流れていくことで、下半身ばかりが冷やされやすくなります。
さらに、長時間の座っておこなう仕事はカラダを動かす機会が少なく、全身の血の巡りを低下させてしまいます。
こうして、カラダの “下半分” が冷える環境が日々積み重なることで、気づかないうちに “内側” から冷えが進行してしまうのです。
この “内側からの冷え” は、筋肉や内臓の温度がじわじわと下がることで起こります。外気は暑くても、カラダの深部が冷えている状態になっている方は意外と多いのです。
冷えている実感がないのに、なんだかカラダが重い・だるい。それは、“隠れ冷え” からくるカラダのサインかもしれません。
今日からできる “隠れ冷え” 対策
- エアコンの設定温度を見直す
- 水分摂取は常温以上の飲み物を意識する
- 60分に一度は席を立ち、深呼吸と軽くカラダを伸ばす
- 屋内では3つの首(首・足首・手首)を冷やさない服装選び
- 膝掛けやレッグウォーマーの活用
カラダの血液循環を良くするための “ちょっとした意識” が夏の不調を大きく防いでくれます。
整体にできること
当サロンでは、冷えによってこわばった筋肉や関節をやさしく動かし、カラダの巡りを整える施術をおこなっています。
慢性的な不調を感じている方には、冷えのサインが出ていることも多くあります。
「夏なのに、なんだかカラダが重い」そんなときは、どうぞお気軽にご相談くださいね。