足指に触れてますか? 健康の入り口を見直す習慣

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2025.08.18

こんにちは。整体師のフムロです。

みなさん、自分の足ゆびに触れていますか?

足指に触れる習慣の少なさ

私は施術のなかで必ず、クライアント様の足ゆび一本一本に、やさしく丁寧に刺激を入れています。

ところが初めての方の多くは、

「そんなところ汚いので触らなくて大丈夫です」

「恥ずかしいです」

とおっしゃいます。

軽い力で関節を動かすだけでも、触れる指によっては「痛い」と感じる方も少なくありません。

感覚が抜け落ちている指たち

足ゆびに触れる習慣がない方では、

  • 親指と小指はわかるけど…
  • 人差し指・中指・薬指は「どの指を触れられているのか分からない」

そう答える方が意外と多いのです。

これは感覚が低下している状態といえます。

足指調整後の変化

実際に施術を受けられた後には、こんな声をいただきます。

  • どのゆびに触れられているか分かるようになった
  • 足が軽く動かしやすくなった
  • 全身がポカポカしてきた
  • 背中の張りが無くなり楽になった
  • 地面をしっかり踏んでいる感じがする

小さな部分にやさしく触れるだけで、まるで波紋のように全身に波及する変化を体感していただけるのです。

足ゆびの役割は大きい

足のゆびは、私たちが 歩く・立つ・姿勢を安定させる ときに欠かせません。

  • 地面をしっかり踏み込む
  • ときには掴むように力を働かせる
  • バランスを整え、日常動作を支える

この小さな機能が失われると、

ふらつきや転倒のリスクが高まり、骨折・入院・寝たきりへとつながることもあります。

足ゆびと全身のつながり

足ゆびは歩行時の推進力にも深く関わっています。しっかり蹴り出せれば歩行は安定し、疲れにくくなります。

反対に、機能が低下すると膝や腰へ負担が広がり、膝痛や腰痛、さらには肩こりや首こりなど上半身まで影響が波及するケースも少なくありません。

また、足裏には3つのアーチ(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)があり、その維持にも、足ゆびは不可欠です。

アーチが崩れると扁平足や外反母趾など足のトラブルを招き、歩行や姿勢だけではなく日常生活の動作にも影響を与えてしまいます。

足ゆびにできる 最初の一歩

「足のゆびを鍛える方法はありますか?」

よくいただく質問なんですが、その方達に「自分の足をゆっくり観察したことがありますか?」と尋ねるとほとんどの方が「無い」と答えられます。足ゆびに触れるときは、お風呂でカラダを洗うときか、爪を切るときぐらいのようです。

ここで、まずおすすめするのは自分で足ゆびにゆっくり触れてみることです。

  • 触れてみてどの指に硬い感触を感じるのか
  • 目視せず触れてもらってどの指か分かること
  • 自分の意思で指を動かせること

この 3つの状態を整える ことから始めることをお勧めいたします。

今日から1か月、毎日一本につき60秒、足ゆびを丁寧に触れることから始めてみてください。

足ゆびからカラダ全体へ

カラダは全身がつながっています。

不調が出ている場所が原因ではなく、実は足ゆびの機能低下が背景にあったということもあります。

足ゆびに触れることで、筋筋膜の繋がりを介して首や肩の症状がやわらぐ方もいらっしゃれば、足ゆびに触れることで足部が安定し、姿勢や動作に良い影響を与え結果として首や肩の症状がやわらぐ方もいます。

慣れてきたら、触れたときにカラダのどこに変化が起こるのかを感じ取ってみるのも面白いと思います。

健康への入り口として、ご自身のカラダに興味を持つよいきっかけとして、活用していただければと想います。

from FMの整体

from FMでは、手足の指一本一本関節ひとつひとつに対して動きを確認しながら調整していきます。

この手法は、「一つの関節に対し最大八方向に動かす」という独自の手法で手足の調整から全身の調整をおなっていきます。

なかなか不調が改善しない方、普段からカラダのメンテナンスをお考えの方はぜひカラダの末端から調整する整体をお勧めいたします。ご連絡お待ちしております。