① フムロ・マサトモ

不室 真大(フムロ・マサトモ)
1月20日生まれ|A型
大阪市住吉区に生まれ、京都市内——竹林に囲まれた山のふもとで育ちました。観光地の喧騒から少し離れた静かな地域で、春になると名産の「京たけのこ」が顔を出します。素朴ながら滋味深いその味は、今でも私の原風景です。
現在は整体師として “京都/東京の二拠点” で活動。頭蓋骨調整と全身の関節調整を主軸に全身のバランスを整える施術を行っています。
この from FM(フロム・エフエム)での施術が、少しずつあなたとの『信頼』を積み重ねていく時間となるよう──誰かに自分を委ねる信頼も、自分自身を信じる信頼も、どちらも静かに育まれていくことを大切にしています。
ちなみに「不室(ふむろ)」という苗字は非常に珍しく、石川県金沢市の一部地域に由来があるそうです。JR金沢駅にある「加賀麩 不室屋」さんでしか、街中では見かけることがないかもしれません(お麩の料理とカフェが人気です)。




② フムロの趣味
整体のことからは少し離れますが、わたくしフムロ自身のことを少しでも知っていただけたらと思い、趣味についても少しご紹介させてください。
1. ウォーキング/サイクリング
早起きした休日、天気がよければカメラを片手に、海岸沿いを江ノ島方面まで歩いたり自転車を走らせたりしています。
朝日に照らされた海と、やわらかい海風に包まれるその時間は、心とからだが整っていくような、かけがえのないひとときです。




2. 観葉植物を育てる
大小さまざまな観葉植物を、今では20種類ほど育てています。
エアープランツは開花後に子株が出てくるのですが、その姿がとても愛らしいです。
植物たちは、暮らしにちょっとした彩りや楽しみを添えてくれる、大切な癒しの存在です。




3. スノーボード
年末年始には、家族で長野県・蓼科のスキー場へ出かけます。
パウダースノーに包まれると、ふわっと宙に浮くような浮遊感と爽快感があり、転んでも痛くないので、つい夢中になってしまいます。
雪化粧をまとった立山連峰や、夜空に広がる満天の星も美しく、日常を忘れて心からリフレッシュできる大切な時間です。


4. DIY
昔から、手先は器用な方で手しごとやものづくりが好きです。
部屋の仕切りや壁を作ったり、観葉植物の台やエアープランツ用のスタンドを手作りしたり。
自分の手で形にしていく時間は、暮らしに楽しみを添えてくれる大切なひとときです。




5. 料理
昼食や夕食の準備、息子のお弁当作りなどを、時々手伝っています。
レシピはもっぱらアプリで検索しながらですが、少しずつレパートリーも増えてきました。
手際はあまりよくないのですが、できるだけレシピ通りに忠実に(⁉︎)作るので、味の評価は意外と高めです。




6. 舞台鑑賞
初めて舞台を観たのは幼い頃、母と一緒に観た『ピーターパン』でした。
中学生の頃は映画よりも吉本新喜劇が好きで、週末になると「なんば花月」へ一人で足を運んでいたほどです。
今では頻繁に行けていませんが、劇団四季や蜷川幸雄さんの演出作品などもよく観ていました。
撮り直しがきかない舞台の緊張感や、役者さんの迫力ある演技にはいつも胸を打たれます。
特に長台詞のシーンでは、息をのむような緊張感が伝わってきて、ドキドキしながら観ています。
そうした「一瞬に懸ける真剣さ」は、今の仕事にも通じるものがあるのかもしれません。
最近では、家族でコンサートに行くことも増え、歌も演技も “ライブ” の魅力を改めて感じています。


③ フムロの経歴
ここでは、これまでの歩みについて少しだけご紹介させていただきます。
学びや経験を重ねるなかで、今のわたしの施術につながっていることを、感じていただけたら嬉しいです。
1993年『仕事とラグビー、ふたつの真剣勝負』
株式会社Kubota(東京本社)に入社。
東京都内の官公需営業を担当する一方で、同社の実業団ラグビー部に所属し、競技にも打ち込みました。
在籍中には東日本社会人リーグへの昇格を経験し(現在チームはプロ化されリーグONE所属)、
競技と仕事を両立する難しさと真剣に向き合った7年間でもありました。




2002年『治す側へ向かった理由』
学生時代から繰り返してきた怪我と手術。
その経験をただの苦労で終わらせたくないという思いから、医療の道を志すようになりました。
身体面・精神面のリハビリテーションを学ぶため、リハビリテーション専門学校の作業療法学科へ入学。
実体験をもとにした学びは、単なる知識ではなく、身体と心の両方に寄り添う視点を育んでくれました。



2005年『医療の現場と手技の出会い』
総合病院リハビリテーション科に勤務。
整形外科・脳神経外科などの急性期リハビリテーションに従事し、術後の早期介入から離床支援、退院までの回復をサポートしました。
10年目を迎える頃からは、西洋医学の枠を越えた視点にも関心を持ち、整体の勉強会に参加。
現場では、そこで得た知識や徒手療法を積極的に取り入れ、患者さんの回復力や満足度の向上に大きな手応えを感じました。


2019年『もう一歩、寄り添うために』
もっと深く寄り添ったサポートがしたいという思いから、総合病院を退職。
非常勤でデイサービス事業所に勤めながら、神奈川県・辻堂にて整体サロンを開業しました。
しかし、知識・技術・経営の面での未熟さを痛感し、店舗は一度閉店。
その後は、レンタルサロンを活用するスタイルに切り替え、営業を続けました。
この頃、現在の師匠との出会いを得て、整体の「基本の基」からあらためて学び直す日々が始まりました。


2022年『二つの拠点から広がる施術のかたち』
東京・旗の台駅と京都駅(毎月1回)近くのレンタルサロンを拠点に、完全予約制による整体施術を開始しました。
あわせて、脳神経内科クリニックに非常勤で勤務し、脳梗塞後・パーキンソン病・神経難病の方々に対し、頭蓋骨や全身の関節を調整する手技を中心に、機能回復のサポートも行っています。
2025年『次なる場所へ、静かに動きはじめる』
東京・旗の台駅と京都駅(毎月1回)近くのレンタルサロンにて、完全予約制の整体業を継続中。
日々の施術を大切に積み重ねながら、現在は都内で今後の拠点となるマンション物件を探しています。
より落ち着いた環境で、丁寧な施術ができる場を整えるための準備を進めているところです。
不室 真大(フムロ・マサトモ)